地球温暖化に優しい最終処分

 

SDGsって、皆さんもよく見かける言葉ですよね。「持続可能な開発目標」のことです。
弊社でも独自のSDGsを掲げて、努力をしています。
「最も持続可能でないといけないもの」って何でしょう?
ずばり「私達が生存できる地球環境」のことではないでしょうか。
すると一番の問題は「温暖化による気象変動」です。既に全世界で、目に見える気象変動が起こっていて、大きな被害がでていることは皆さんも心配していますよね。
この「温暖化」の原因といわれるのが、温室効果ガス、特に身近に排出されるCO2です。
現在多くの国は、CO2の削減に必死で取り組んでいます。私たちの廃棄物処理の世界では、3RSDGsに対する具体的な取り組みとされてきました。
3Rとは、「リデュ―ス(削減)」「リユース(再使用)」「リサイクル(再利用)」のことです。
特にこれまでは「リサイクル」が花形として、多くの廃棄物が処理されています。
特に廃プラスチックが中間処理され、固形燃料として火力発電に使用されるシステムが「リサイクルの優等生」でした。
一方、最終処分はそのまま埋めてしまうのですから、リサイクルの観点では「劣等生」です。
これまでは日本の経済界も自社の廃棄物のうちリサイクルに回る率を「リサイクル率」と言って、この数値が高いから環境に配慮した企業だと言ってきました。
ところが、実際にはこの「リサイクル」をするために発生するのCO2
量やリサイクル物を使用する際に発生するCO2量はカウントされておらず、「CO2排出量」ではなく、「リサイクル率」のみ評価をしてきたというのが、現実です。

私達の仕事である最終処分では、基本的に処分自体でCO2を発生させることはありません。
作業における重機の稼働等でCO2を発生させますが、その量は他の処分場と比べて極めて小さいものです。

温室効果ガスの排出の観点から適正な3Rが選択されれば、最終処分場の役割がより重要になります。
実は、「最終処分は温暖化防止の優等生」なのです。

 

光最終処分場(安定型) 拡張

 

人類が持続的に発展するためには、現在の社会経済システムを根本的に改め、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷を低減した”環境型社会”に転換していくことが必要です。
山口県においても「環境への負荷の少ない循環型社会の形成」を目指しています。
このような状況から当社は山口県の東部地域における産業廃棄物の最終処分容量を安定的に確保し、産業廃棄物の適正処理を通じて、地域社会・地域産業に貢献しています。

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施設概要

 

施設の種類 産業廃棄物最終処分場(安定型)
設置場所 山口県光市大字小周防字上石遠10198番1の各一部、10203番3の一部、
10203番13の一部、10203番14の一部、370番の一部、375番、
375番3の一部、376番の一部、376番1の一部、377番の一部及び
381番の一部並びに字石遠10208番3の一部、10208番8の一部、
10208番10の一部、10214番の一部及び380番の一部
以上16筆
埋立面積等 面積/22,301.5m2 容量/352,274.8m3
産業廃棄物の種類 廃プラスチック類、金属くず、ガラスくず
コンクリートくず(がれき類を除く)
陶磁器くず(自動車等破砕物を除く)
がれき類(石綿含有産業廃棄物であるものを含み、特別管理産業産廃物であるものを除く)
以上4種類
産業廃棄物処理料金 産業廃棄物の性状に応じる
営業日時 月曜日 ~ 金曜日  8:30~12:00 13:00~17:00
第1・第3土曜日  8:30~12:00 13:00~17:00
※平成30年8月より第1・第3土曜日も営業しております。
(第2・第4・第5土、日、祝日、お盆、年末年始は休み)
※時間外、土日祝祭日に搬入を希望される場合はご連絡ください。
※悪天時や天災時等で受入が困難なときは臨時休業となります。

 

 

許可番号

 

産業廃棄物処分業(光処分場)

山口県 第03533118533号 令和3年9月17日~令和10年9月16日